幻想的モロッコ周遊ツアー13泊14日

1日目：カサブランカ～ラバト

私たちのドライバーがカサブランカ空港へお迎えに上がったら、ファンタジーな旅のはじまりです！
まず、モロッコ最大級を誇るモスク、カサブランカのハッサン2世モスクを見学します。（金曜日と宗教的な祭日は拝観できません。）そして大西洋海岸を走るコルニッシュ通り沿いに続く、カサブランカの優雅なリゾート地帯「アイン・ディアブ」を散策します。
その後、モロッコの行政上の首都であり、現国王ムハンマド6世の王宮があるラバトへと向けて出発します。
ラバトのリヤドまたはホテルに宿泊。

2日目：ラバト～シェフシャウエン

朝9時にホテルを出発し、ハッサンの塔とムハンマド5世の霊廟を見学します。その後、リフ山脈を抜けウェザーンの街やモロッコの典型的な村々を通り、シェフシャウエンへと向かいます。
シェフシャウエンのホテルまたはリヤドに宿泊。

3日目：終日シェフシャウエン

この日は、シェフシャウエンの青い真珠をちりばめたようなメルヘンチックな可愛らしい街並やリフ山脈の麓にある素晴らしい村々を探索して過ごします。シェフシャウエンのメディナは工芸品店、レストラン、可愛らしいカフェに囲まれ、ほかの都市に比べとても穏やかです。
その晩は美しい自然と素晴らしい景色をお楽しみいただける、伝統的かつ快適で素敵な宿泊施設へとお泊りいただきます。

4日目：シェフシャウエン～ヴォルビリス～メクネス～フェズ

ホテルで朝食後、モロッコの肥沃な大地を抜けモロッコに現存する神秘的な古代ローマ遺跡、ヴォルビリスへと向けて旅を進めます。この遺跡群を探索した後、17世紀に最盛期であった古都メクネスへと向かいます。メクネスでは昼食と休憩をとり、その後メディナを囲む巨大な城壁、マンスール門、ムーレイ・イスマイル廟、キリスト教徒の地下牢、王宮の衛士や彼らの馬の食料が貯蔵されていた穀物倉庫（ヘリ・スアニ）、アグダルの貯水池などメクネスの街をお楽しみいただきます。
メクネスの街を探索後、フェズへと進みます。
フェズに宿泊。

5日目：終日フェズ

ホテルで朝食後、王宮門、ユダヤ人街メッラハ、カラウィン・モスク（世界最古の大学）、アッタリーン・マドラサ（マリーン朝時代の美しい神学校）、ザウィア・ムーレイ・イドリス廟などの歴史的建造物を見学します。昼食後、有名なモロッコの伝統タイル「ゼリージュ」の工房、なめし革染色職人街（タンネリ）、フェズの壮大な景色、メディナを一望できる展望台へご案内します。
フェズのメディナ内の伝統的なモロカンスタイルの宿泊施設にお泊りいただきます。

6日目：フェズ～イフレン～ミデルト～エルフード～リッサニ～メルズーガ

朝8時にまず、モロッコのスイスと称されるイフレンへ向けてフェズを出発します。そしてモワイヤン・アトラスとハイ・アトラスを越えてメルズーガの砂漠へと進みます。
道中、アズルーの街に立ち寄り、モロッコ最大のシーダーの森では、モロッコの猿、バーバリーマカクに会えるかもしれません。
雄大な丘やアトラス山脈を越えて、ミデルトまで旅を続けます。ミデルトを抜けたら、魅力的な景色のティジ峠、広大なナツメヤシやヤシの林の広がる壮大な景色を誇るズィズ渓谷をお楽しみいただきながら先へと進みます。数々のカスバ、小さなベルベル人の村々を車窓より景色を眺めながら、リッサニへと向かいます。リッサニで休憩を挟み午後にはメルズーガへ到着。
現地の方によるウェルカムドリンク、ミントティーをいただきます。ミントティーで一息ついたらラクダに乗り砂漠から夕日を望みます。
この日の晩は、砂漠の奥のキャンプ地でベルベルテントに宿泊します。星空の下、伝統的なベルベル音楽をお楽しみください。

7日目：終日メルズーガ＜レルグ・シェビ砂丘とその周辺＞

早朝、ラクダに乗り幻想的で心に残る砂漠からの朝日を望みます。キャンプ地で朝食をすませたら、オーベルジュへとラクダにて戻ります。シャワーでさっぱりしたら、モロッコのカントリーサイドへ出発します。現地の人々と触れ合い、彼らと昼食とモロッコティーをいただきます。
午後、オーベルジュへと戻りプールで泳いだり、めいめいにごゆっくりお過ごしください。
メルズーガのオーベルジュに宿泊。

8日目：メルズーガ～トドラ峡谷～ダデス峡谷～エル・ケラア・ムグナ（バラの谷）～スクーラ～ワルザザート

朝食後、エルフード、ティンジダッド経由でトドラ峡谷へと向かいます。トドラ峡谷の圧巻な景色、美しい川沿いや庭園を散策します。魅了される山々を通り壮大なダデス峡谷へと移動を続けます。 そして何千ものカスバが残されているカスバ街道を通り、バラの花で有名なエル・ケラア・ムグナを抜けワルザザートへと進みます。（毎年5月にはバラ祭りが開催されます。）
途中、スクーラのオアシスにたたずむアムリディル・カスバに立ち寄り、夕刻にはワルザザートへと到着いたします。
ワルザザートに宿泊。

9日目：ワルザザート～アイト・ベン・ハッドゥ～マラケシュ

朝、まず映画スタジオ「アトラス・コーポレーション・スタジオ」を見学します。その後、南部モロッコが誇る、いくつものカスバが集まってできた要塞化した村（クサル）、「アイト・ベン・ハッドゥ」（1987年、世界遺産に登録。また「アラビアのロレンス」「ナイルの宝石」「グラディエーター」「アリババと40人の盗賊」など20本以上もの数々の映画の舞台となっています。）を訪問します。カスバの中に入り、現在も暮らしている数少ないベルベルの家庭を訪問し、モロッコティーをいただきます。
そして、壮大なアトラス山脈を越えてマラケシュへと向かいます。
標高2,260ｍのティシカ峠を通ります。道中、山肌に張り付くように点在するベルベルの集落など数々の息を呑むほどの景色をご堪能ください。
昼食を挟み、ザット渓谷やアトラス山脈の雄大な景色をお楽しみいただきながらマラケシュへと向かいます。
マラケシュのホテルまたはリヤドに宿泊。

10日目：マラケシュ～エッサウィラ

ホテルで朝食後、広々とした平原に茂るオレンジの木々やオリーブの木々を抜けエッサウィラへと向かいます。途中、絨毯の産地として有名なシシャワの街でコーヒーもしくはミントティーで一休みしてエッサウィラへと進みます。アルガンの木々が見えてくるとエッサウィラまですぐそこ。もしかしたら、アルガンの実を食べるために木に登るヤギに出会えるかもしれません。
搾油したアルガンオイルは、コスメとしてまた栄養価の高さから食用として注目を集めています。モロッコ西南部の固有種であるこの木は、乾燥に強く干ばつなど、この地方の厳しい環境にも耐えられるためこの地方にのみ自生しています。しかし近年、自生地域が縮小しつつあるためユネスコのもと保護されています。
お昼頃エッサウィラに到着したら、歴史ある数多くの史跡や16世紀にポルトガルの支配下にあったため、その面影を残した美しい街並みを散策したりとお楽しみいただきます。
海の景色を望むレストランで新鮮なシーフードをご堪能ください。その後、ご希望であれば浜辺でラクダトレッキングを体験いただけます。
エッサウィラのメディナ内のホテルまたはリヤドに宿泊。

11日目：エッサウィラ～マラケシュ

ホテルで朝食後、マラケシュへと戻ります。途中、現地の女性の自立支援の役割を担っている協同組合なら成るアルガンオイル工房に立ち寄ります。工房では、今も伝統的な手作業で食用、コスメ用のアルガンオイルを搾油している様子を見学します。道中、フォトストップを挟みながらマラケシュへの旅へと進みます。
マラケシュへ到着したら、ホテルまたはリヤドにチェックイン。夕食をすませたら、民族音楽の演奏、ヘビ使い、大道芸など多様な芸にあふれた有名な文化的広場「ジャマ・エル・フナ広場」の散策をお楽しみいただけます。
マラケシュのホテルまたはリヤドに宿泊。

12日目：終日マラケシュ

この日は、モロッコの大地を象徴するような赤い街マラケシュの素晴らしい名所、歴史的建物を訪れます。
・ユネスコの無形文化遺産に登録された、様々な民族と文化を受け入れた大衆的で多様な芸にあふれた文化的広場「ジャマ・エル・フナ広場」
・マラケシュのシンボル「クトゥビア・モスク」
・装飾が美しい、歴史ある「バヒア宮殿」
・デザイナーのイヴ・サンローランが愛した素晴らしい庭園「マジョレル庭園」
・サアード朝の墳墓群
・イスラム神学校「ベン・ユーセフ・マドラサ」
・世界最大規模の市場「スーク」（スークでお買い物する場合、値段交渉のやり取りも旅の思い出の一つですが、苦手な皆様に代わりに同行するガイドがベストプライスのお値段で交渉す
ることもできます。）

モロッコの名物料理の一つ美味しいタジン鍋が味わえる、地元のモロッコレストランで昼食をとります。
この日1日はマラケシュの魅力と歴史を発見する良い機会となることでしょう。
旅の思い出にスパイス、革のスリッパ（バブーシュ）、可愛らしい小物類など現地の工芸品をお土産に持って帰るのもいかがでしょう。

13日目：終日フリーマラケシュ

この日は、マラケシュの美しい赤い街並を散策したり、お料理教室でモロッコ料理を学んだり、ハマムやスパでこれまでの旅の疲れを癒したり、ホテルのプールで泳いだり、様々なレストランでお食事を楽しんだりと、ごゆっくりとお過ごしいただけます。

MARRAKECH 　DREAMのスタッフで、皆様の旅の仕上げのお手伝いをいたします。

14日目：空港送迎

カサブランカのムハンマド5世空港もしくはご希望であればマラケシュのメナラ空港までお送りします。
数々の思い出を胸に空港へと向かいます。
皆様が、心に残る、忘れられない旅の時間をお過ごしいただけたことを願っております。